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ファスティング(断食)実践編

kenzo 2020-07-20 17:49

ファスティングの3つのステップ

3日間以上のファスティングを始めるにあたって、必ず知っておかなければならないことがあります。それは、ファスティングには「準備期」、「ファスティング期」、「復食期」と3つのステップがあるということです。

 

step1準備期 ▶︎ step2ファスティング期 ▶︎ step3復食期 ▶︎ 通常の食事

 

step1準備期

ファスティングは、ビタミンやミネラルを含んだ栄養補給のための植物発酵飲料を飲みながら行います。ファスティング期をスムーズに過ごすためには、ウォーミングアップのための「準備期」が重要となります。ファスティングをされる前にまずは必ずスケジュールの確保をしましょう。また、気軽に行う場合は半日や1日のファスティングがおすすめです。

「準備期」のポイント

これからファスティング期に入るにあたって、まずは胃腸を整えておくために、規則正しい健康的な生活をする期間です。いわば、スポーツでいうと準備運動のようなもの。ここを適当にすませてしまうことで、ファスティング期に不調、不快な状況を招いてしまうことにもなりかねません。純和食(こ・と・ま・ご・わ・や・さ・し・い食)を基本に、高脂質・高タンパクの食材を避け、食べ過ぎない生活を心がけましょう。

※準備期は上記のことを意識をし、ファスティングをスタートする前日は特に、早めに夕食をすませ、就寝しましょう。

 

step2ファスティング期

「ファスティングの基本ルール」を参照ください。

 

step3復食期

ファスティング期間中、特に気をつけなければならない時期は「復食期」です。ファスティング中は空腹感を感じることがなく継続できた場合も、終了後気持ちが焦り、急いで普段通りの食事に戻してしまう人もいます。しかし、胃腸がお休みをしていた後に突然普段の食事をしてしまっては、当然不調になってしまったり、リバウンドしやすい状態なってしまい、結果、頑張ったファスティングが復食期の過ごし方によって、「失敗」に終わってしまうのです。逆効果にならないよう慎重に胃をならしていきましょう。

「復食期」の食事

ファスティングから明けたばかりの復食期の最初の食事は、「おもゆ」がおすすめです。2回目の食事は、お粥や具なしのお味噌汁をゆっくりと摂ってください。復食期2日目の夜からは、野菜や豆類、きのこ類なども加えたおくずとお粥がおすすめです。また手作りのフレッシュジュースやスムージーを復食期の食事や間食として摂り入れるのもOKです。吸収が良い時期なので、美容ゼリーもおすすめです。

 

 

準備期・復食期を成功させるための理想的な食事

こ・と・ま・ご・わ・や・さ・し・い

【こ】穀類    玄米、はとむぎ、そばなど

【と】唐辛子   唐辛子、コショウなどの香辛料

【ま】豆     大豆、黒豆、納豆、味噌などの豆類

【ご】ゴマ    ゴマ、くるみ、亜麻仁などの種子類

【わ】ワカメ   ワカメ、昆布、もずくなどの海藻類

【や】野菜    野菜果物類

【さ】魚     青背の魚など

【し】しいたけ  しいたけなどのきのこ類

【い】いも    さつまいもなどのいも類

 

「準備期」に食べてよいもの

●良質な水  ●良質な植物発酵飲料  ●こ・と・ま・ご・わ・や・さ・し・い食

●果物  ●玄米(12時間以上浸水させたもの) ●発酵食品

●亜麻仁油(ブラックスシードオイル)  ●ノンカフェインのお茶、ハーブティー、コーヒー

「復食期」に食べてよいもの

●良質な水  ●良質な植物発酵飲料

〈1日目昼〉●おもゆ 〈1日目夜〉●お粥 ●お味噌汁(具なし)

〈2日目昼〉●お粥 ●お味噌汁 〈2日目夜〉●亜麻仁油(ブラックスシードオイル)

●こ・と・ま・ご・わ・や・し・い食(魚は避けてください)

●果物  ●玄米(12時間以上浸水させたもの)  ●発酵食品

●消化の良い良質な自然由来の美容ゼリー

 

実践編

ファスティングを成功させるためには、まず、ファスティングの正しい知識、行う目的を明確にして、準備期や復食期の日程を確保することが大切です。しっかりと目的を果たすことができるよう必ずファスティングの専門家に相談するなどをして、自己流で行わないようにしましょう。初めての方は1日のファスティングプログラムからのスタートをおすすめします。

ファスティングの注意点

ファスティングに向かない方

●持病があり、薬を服用している方        ●発育段階の中学生以下の方

●風を引いていたり病気治療中、体調不良の方   ●高齢で基礎体力のない方

●心臓や胃といった内蔵に障害がある方      ●妊娠している方、授乳中の方

●過去に、脳卒中や脳梗塞、心筋梗塞を起こした経験がある方

●摂食障害で拒食症や過食症の方

●極端にやせている方(女性/体重が35㎏以下 男性/体重が40㎏以下)

 

※健康な方でも体質的に向かない方やその日の体調でファスティングができない場合があります。必ず健康を確認してから行うようにしてください。また、生理中の場合は、ホルモンバランスが乱れ、自分の意図とは違う反応を示してしまう場合もありますのでおすすめできません。

※心配な方は、お医者さんに相談の上で行うようにしてください。

※食物アレルギーのある方は、事前に医師に相談してから行うようにしてください。

ファスティングは必ず自己責任のもと、無理せず実施してください。

実施中、具合が悪くなった場合はすぐに中止してください。

実施中は、1日あたり約1〜2Lの良質な水を、10回以上にこまめに分けて飲んでください。

 

初級者向け  週末1日間

週末1日間を利用して実施できる初心者向けプログラムです。1日の3食を植物発酵飲料に置き換えて過ごします。復食期の朝食は植物発酵飲料、昼食と夕食は代替食にします。

初級者向け  ベーシック14日間

多くの方が実績を出している14日間のベーシックプログラムで、ファスティング初心者にもおすすめです。朝食を植物発酵飲料20㎖に置き換え、7日目と14日目だけは3食とも植物発酵飲料に置き換えて過ごします。ファスティング開始前日と、7日目と14日目の翌日と翌々日は、代替食など消化によい食事を摂りましょう。

 

 

参考文献

株式会社 プロラボ 『FASTING  BOOK』

 

 

 

身体に不調がありましたらKENZO接骨院にご相談ください。