ツボとは?その効果は?

kenzo 2020-04-15 11:20

不調を改善し、体調を整える。

そのための手段であるツボ療法は身近なようで、実はよく知られていない部分も多いです。
一般的には“ツボ”と呼ばれていますが、正式な名前は“経穴”(けいけつ)と言います。これがライン上に並んでいるのが経絡(けいらく)です。ツボはひとつだけポツンと存在しているわけではなく、仲間であるツボとともに真珠のネックレスのように連なっています。

体の表面に現れているものもあれば、体内を走る経絡もあります。不調が現れている部分から離れたツボを押して、肩こりが楽になるのも、体の表面のツボを押して体の内面の不調が改善するのも、こうした経絡の流れがあるからです。

解剖学的にも、体の表面に分布する神経と内臓に分布する神経は同じところから分布しています。このため、体の表面を押したりさすったりお灸などで熱刺激を与えると同じ根っこから分岐している内臓まで作用が及びます。また、各神経は最終的には脳に至るので、ツボへの刺激は自律神経やストレス性の不調にも効果が期待できます。

そのツボの在りかを探る手段は、やはり手の指です。日によってツボは凹んだり出っ張ったり、移動したりするので
手の感触で探っていきます。“効くツボ”はそうやって私たちに存在を教えてくれます。押して心地良かったり痛みを感じるツボを探し出せればしめたものです。

 

むくみ改善のツボ

睛明(せいめい)

鼻の根元と目頭の内側中央のくぼみ。パソコンやスマホなどで目を酷使する現代人の、救世主的なツボ。あらゆる眼精疲労に効果を発揮。

承泣(しょうきゅう)

瞳の真下、眼骨の縁の上。目の近くにあるので、疲れ目やドライアイなど、あらゆる眼精疲労に効くのはもちろん、胃腸疾患にも効果的。

四白(しはく)

まっすぐ前を見たときの、承泣の下で、骨のくぼみ。めまいや目の疲れを治し、視力回復にも効く。

 

 

水分(すいぶん)

へその上親指1本分。大腸の水分バランスを整えるこのツボは下痢にも良い。

 

 

足三里(あしさんり)

向こう脛のすぐ外側、膝の下指4本分。骨と硬い筋の間にある。更年期障害、肩こり、胃腸障害、むくみ、下痢や便秘、脚の疲労回復など万能養生のツボ。

太衝(たいしょう)

足の指と人差し指の間の筋を甲に沿って辿り、二つの骨が接合するところ。更年期障害、冷えやのぼせ、耳鳴り、寝違えにも。

承山(しょうざん)

ふくやはぎがアキレス腱に変わるところ。このツボは足の疲れを解消する。

湧泉(ゆうせん)

足の親指根元のふくらみのすぐ後ろ、土踏まずのところ。全身の体力を向上させ、内蔵の働きを高める名穴の代表。入浴時に指圧し、日々養生を。

 

 

 

正確な位置を特定するよりも、体の反応を優先してツボを探してみてください。